【GOLABS i200】レビュー&わかりやすいポータブル電源の選び方を紹介!

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今回はポータブル電源を購入しましたので、購入した商品【GOLABS i200】のレビューとポータブル電源の選び方について紹介したいと思います。

日本は災害大国のため常に地震や台風・洪水等の災害のリスクが常にあります。

近い将来、南海トラフ地震という首都直下型の地震が来る可能性が高いとも言われていますので、最近ポータブル電源等の非常用の電源の需要が非常に高まっています。

ポータブル電源は機能・サイズ・仕様が多岐に渡るため、今回は筆者が選んだGOLABS i200の商品紹介と、ポータブル電源を選ぶ際にチェックするべきポイントもお伝えできればと思います。

GOLABS社について

今回購入したのは、「GOLABS i200」というポータブル電源です。


ポータブル電源 LiFePO4リン酸鉄リチウム電池 GOLABS i200 80000mAh/256Wh PSE認証済み 純正弦波 大容量 2000回充放電サイクル AC200W/DC/USB/Type-C/PD60W出力 QC3.0急速充電 4つの充電方法 液晶大画面 電量/ワット数表示 ソーラー充電 省電力 キャンプ用 防災グッズ アウトドア 車中泊 停電対策 家庭用蓄電池 非常用電源 バックアップ電源

実は中国のメーカー

GOLABS社は中国・深圳市にある電子機器メーカーです。

ポータブル電源とそのポータブル電源に電力を供給するためのソーラーパネルの製造を行っています。

GOLABS社ホームページ

このポータブル電源を用いて環境に優しい電気の使い方を追究しているとの事です。

中国も技術力は凄いものを持っている

中国と聞いて粗悪な品質と思いがちですが、最近はそういうわけでもありません。

今や中国はテクノロジーに関する国際特許の申請件数や論文の数はアメリカを抜いて世界一の地位にあります。・・・頑張れニッポン(´・ω・`)

GOLABS社のある中国・深圳市は、「中国のシリコンバレー」とも言われ、優れた技術を持った世界的な企業が集まっている場所です。

【中国・深圳市にある主な企業一覧】

  • DJI→ドローンのシェア70%を占める最大手。各国の軍事作戦にも採用されている。
  • HUAWEI→スマホのメーカーとしてお馴染み。元々は携帯のインフラ機器を作る会社。
  • Royole→世界初の折りたたみ画面スマホを開発したメーカー。
  • ZTE→HUAWEI同様にお馴染みにスマホメーカー。

GOLABS i200 レビュー(外観・仕様について)

外観・大きさ

今回はAmazonで注文しましたが、Amazonの箱を開けるとこのような箱に入っていました。

ちょっとしたマトリョーシカになってました(笑)

中はこのようになっています。

【付属品一覧】

  • 本体
  • ACアダプター&ACアダプタ用コンセントケーブル
  • ソーラーパネル用ケーブル
  • シガーソケット用ケーブル

大きさの寸法は長さ23.9 x 幅13.5 x 高さ19.8 cmです。

大きさを例えるなら薬箱や大き目のケーキの箱・車のバッテリーくらいの大きさといったところでしょうか。

色はオレンジとブラックがありますが、私はオレンジを選びました。

その理由は、停電が発生して暗がりでこのポータブル電源を探すハメになった際には真っ黒よりもオレンジ色が入っている方が探しやすいと思ったからです。

その探しあてる時間の差で生死が分かれる場合もあるので、これは意外と大事なポイントだと思います。

黒は黒でかっこよいのでお好みで選んでください。

重さ

重さは約3.8kgあります。

手持ちで運ぶにはやや重いですが、リュックに入れればさほど気にはならない重さです。

近所の公園に持って行ってスマホを充電しつつスピーカーを繋いだりしてピクニックなんかも良いです。

筆者もこのようか形で利用してみました。中々良いですよ!

車を持っている方でしたら車に乗せておくのが一番ベストな使い方かもしれませんね。

性能・仕様

  • バッテリー リン酸鉄リチウム
  • 容量 256Wh/80000mAh
  • 定格出力200W(瞬間最大250W)
  • PD出力ポート2口(60W/30W)
  • AC100Vコンセント2口(純正弦波)
  • USB出力ポートUSB-A2口 USB-C2口
  • DC出力ポート2口
  • 充電方式AC・シガーソケット・ソーラーパネル・PD

公式の仕様紹介から抜粋してみましたが、後述の選び方の中でこの中で重視して見る点を紹介します。

公式の仕様一覧には書いてありませんが本体側面にはLEDライトがついています。

DCポートの上にあるライト/SOSのボタンを押すとライトが光ります。

かなり明るく夜のキャンプや各種アウトドアでも活躍できそうです。

ボタンを押すと照射モードから2パターンの点滅があり、4回目のボタンでライトがオフになります。

実際に各機器を差して使えるかを確認

スマホ

USBタイプAポートに差して充電してみました。問題なく充電できています。消費電力は約8~9Wでした。

ノートPC

ACポート(コンセント部分)にノートPCのACアダプターを差して充電してみましたが充電されます。

ちなみにACポートを利用する時は本体右上のACボタンを押して、ディスプレイにACと表示される事を確認してください。

消費電力は約24~26Wでした。

Bluetoothスピーカー

USBポートに差し、スピーカー本体側のジャックはType-Bになっていますが問題なく充電されます。

消費電力は約8~9Wでした。

テレビ

20インチのテレビでも問題なく動きました。

こんな小さな電源でテレビが動作するのはちょっと感動ですね!

消費電力は44~45Wでした。

空気清浄機

10畳用の空気清浄機も動かせちゃいました!

テレビ同様に本体よりも大きい家電が動かせるのは素晴らしいですね。

消費電力は約30~32Wでした。

その他

他にも色々試しましたが上記の家電と似通ったものが多いので充電・使用できたかどうかの結果だけお伝えします。

  • PCモニター〇
  • Fireタブレット〇
  • 調光機能付きルームライト〇
  • 電子置き時計〇
  • 電球ソケット〇
  • 除湿器×

仕様にあるとおり、定格出力(使える電力の上限)が200Wなので、冷蔵庫や洗濯機と言った大型家電や、電気ケトル・ドライヤー等の消費電力が大きい家電はこのポータブル電源では利用不可となります。

上記のような消費電力が大きい家電を利用したい場合はもっと大容量のポータブル電源が必要となります。

ポータブル電源の選び方・確認するべき点

製品紹介が長くなりましたが、筆者がポータブル電源を選ぶ際に重視した点を紹介させていただきます。

使い道

まずはポータブル電源をどのように使うかを検討する必要があります。

基本的には皆さん非常用として使う事が大前提かと思いますが、ポータブル電源と言えど、本体の重さが片手で持てるものから成人男性の平均体重以上あるようなものまであります。

まずは外に持ち出して使いたいかどうかが重要になってきます。

大型のものですと、持ち出しにくい代わりにUPS機能がついているモデルもあり、予備電源としての意味合いが強くなります。

製品毎に使える電力の上限が異なりますので、ポータブル電源で使いたい家電の消費電力は事前に確認を行うと良いです。

AC電源の出力仕様

AC(コンセント)の出力仕様には種類があり、主には正弦波(純正弦波)と疑似正弦波(修正正弦波)があります。

自宅等についているコンセントは正弦波になっています。

なので基本的には正弦波になっているモデルを選ぶのが無難ですが、廉価版モデルの場合は、疑似正弦波になっている場合があります。

疑似正弦波のモデルの場合は、精密機器は使用できません。

仮に使えたとしても正しい仕様ではないため精密機器に悪影響を及ぼす可能性があるため絶対に使わないようにしましょう。

疑似正弦波で利用する事ができる電化製品は構造がシンプルな炊飯器やライト等、マイコンで制御がされていないような電化製品になりますので、利用できる幅がかなり少ないです。

筆者はノートPCを充電したいため正弦波モデルを購入しましたが、最初はその仕様を知らずに疑似正弦波モデルを購入し見事に失敗しました(笑)

この話しはAC部分だけの話しになりますので、USBに関しては疑似正弦波モデルでも問題なく利用可能です。

ポータブル電源に利用されている電池の種類

ポータブル電源に利用されている電池の種類には大きく分けてリチウムイオン電池とリン酸鉄リチウム電池の2種類あります。

リチウムイオン電池はポータブル電源に利用されているシェアと最も多く、廉価で繰り返し利用できる回数が300回程度あります。しかし熱暴走で発火する可能性があります。

それに対してリン酸鉄リチウム電池は熱暴走の原因になる電池内で発生する酸素がほぼ発生しないため、発火する危険性はほぼなく、繰り返し使える回数も2000回程度使えます。

リチウムイオン電池と比較して劣っている部分は値段が高価になるのと、リチウムイオン電池よりも少し重くなるところだそうです。

筆者は非常用以外でも日常的にポータブル電源を利用したいと考えていますので、繰り返し使える回数が多い方が自分の用途に合っていると考えリン酸鉄リチウム電池を採用しているi200を選びました。

完全に非常用で買っておきたいという事でしたらどちらでも良いと思います。

メーカーサポート

こういった電化製品には不具合・故障も出てくる時は普通にありますのでサポートの体制も重要になってきます。

ポータブル電源は日本メーカーの商品は少なく、海外製のものが多いため、サポート面がどうかは確認をする必要があります。

確認方法としては各種ネットサイトの口コミを確認したり、気になっているメーカーに直接問い合わせを行ってどれだけスピーディーに回答を貰えるか確認した方が良いです。

ちなみにGOLABSのサポートは超優秀です。

一度Amazonから届いた製品に一部不具合があり交換を申し込んだところ、1日~2日で代替品が届きました。

メールの返答も日中は数時間後には返信が来ていました。

これなら安心して利用可能ですね。

総評

今回はGOLABS i200のレビューとポータブル電源の選び方について紹介させていただきました。

冒頭にも書いた通り日本は災害大国で今や電気のない生活は考えられないくらい電気に依存して暮らしていますので、災害対策としてこのポータブル電源がある事によってかなり安心感が得られると思います。

災害用のみならずアウトドアや日常生活でも使用できますので皆さんも1台購入されると色々捗ると思います!

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