今回はカワハギ釣りでオススメの釣り船を紹介させていただきます!
筆者は車を所有していないので釣りに行く時は電車で行く事が多いので、今後は電車で行ける釣り場、釣り船屋を紹介していこうと思います。
今回は房総方面の浜金谷にある光進丸に乗船してきました。
光進丸はカワハギの他にも季節に応じてアジ・青物・堤防渡船等を行っています。
釣り船屋情報
光進丸アクセス情報
- 受付住所 〒299-1861 千葉県富津市金谷3970−13
- 乗場住所 金谷漁港
- 電話番号 0439692697
内房線浜金谷駅から徒歩8分~10分程度の場所にあります。
浜金谷駅を出て真っすぐ進むと国道127号線に出るためそこを左に曲がってしばらく進むと
緑色の建物が見えますのでそちらが光進丸(岡沢釣具店)です。
電話をかけると岡沢釣具店と名乗る時がありますが、かける先は合ってます!
元気なおばちゃんが受付してくれますよ!
カワハギ用の竿はレンタルも可能です。
カワハギ釣りの仕掛け・タックル
①ロッド
カワハギは専用の竿を使用する事を強くオススメします。
エサ取り名人の異名の通り気が付いたらエサを持っていかれます。
なので先調子の穂先のみが柔らかくなった専用のロッドがオススメです。
金谷のカワハギは概ねテクニカルなので、しっかりと当たりを作ってあげる必要があります。
②リール
ロッドに合わせる形になりますのでベイト・スピニングのどちらでも問題ありません。
カワハギのためだけに用意をする必要は特段ありません。
こちらは筆者が使っているベイトリールです。
ダイワ(DAIWA) 両軸リール 16 プリード 150SH-DH (2016モデル)
国産メーカーでこの値段なら間違いないです。
何年か使っていますが性能的は全く問題ありません!
③ライン
カワハギ釣りでは感度が非常に重要になりますのでPEライン0.8号~1号を巻きましょう。
釣船屋によって号数の指定がありますので事前に確認をしてください。
リーダーはつけなくても良いですが、釣船屋側から指定があればつけてください。
④仕掛け&針
結び目のついた針&ハリスを引っかけて使う専用の仕掛けを用意します。
ダイワ(DAIWA) 快適カワハギ 3本仕掛けSS+S パワーワイド 5.0号
なぜこのような仕掛けを使うかと言うと、カワハギの口は固く同じ針を何度も使うと針がかりが悪くなるため針先だけ交換できるようになっています。
掛け重視のハゲ針・食い込み重視の狐針等がありますので、自分の釣りのスタイルに合った針を選びましょう。
⑤重り
重りは25号~30号がメインです。
釣り場によってはそれ以上のものを使う場合がありますので船宿に確認しましょう。
カワハギは非常に好奇心旺盛でエサ以外にも仕掛けの重りにも関心を持ちます。
なので重りはラメが入った派手目のものが良いとされます。
シマノ(SHIMANO) ステファーノ ドロップシンカー 底棚(そこだな) 30号 RG-WF2Q ビビッドチャート
⑥エサ
エサは基本的にアサリ一択です。
可能であれば生アサリを使用しましょう。
光進丸で乗船する場合は現地でアサリを購入可能です。
アサリがない場合はイソメ等でも問題ありません。
あさり (生むき身)850gブロック 【便利・むいてあるので手間いらず】 クラムチャウダー、炊き込みご飯、パスタ、卯の花などにお使いいただけます【冷凍便】
この商品は普段の食卓にも使えつつカワハギのエサとしても使えますので大変オススメです。
釣り具屋で買うと結構いい値段しますのでこちらはオススメです。
⑦その他
前述のとおり、カワハギは派手な物に興味を持つ傾向があるため、その日のパターンによっては集魚板等を装着すると良いでしょう。
オーナー(OWNER) パニック 集魚ミラー 35mm
カワハギを〆る血抜き用のナイフなんかもあると便利です。
ダイワ(DAIWA) フィッシング ナイフ フィールドナイフ SL-78 (アソート・ブルー/ブラック いずれかのカラー 色指定不可)
乗船までの流れ
電話予約
まずは電話で船の予約をして、釣りたい魚種・日時・午前or午後を連絡してください。
早いシーズンだと午前のみしかやっていない事も多いです。
必要な仕掛け等は電話の際に確認しておくと良いです。
特にラインの号数・重りの重さは重要な事なので必ず確認してください。
乗船当日
当日に受付まで行って乗船簿を書いて乗船料を払います。
必要であればエサと仕掛けをその場で購入しましょう。
氷は受付に言えば渡してくれます。
ライフジャケット・レンタルロッドは船上で借ります。
乗船
乗場の情報
乗船場は光進丸近くの交差点を渡って少し進むと船着き場と駐車場がありますのですぐ近くです。
港に入って右側の方に光進丸の船が何隻か停まっているのですぐわかるかと思います。
船は何種類かあるため受付でどの船に乗るか教えてくれます。
乗船したら仕掛け・エサをつけて待っていましょう。
アサリで釣る場合は特にエサの付け方はしっかりとやりましょう。
アサリのむき身はこのようになっていますが、まずは画像左下の水管部分に針を刺してその後上部の足の部分に針を通したら最後は右側の黒い部分の内臓部に針を隠します。
カワハギの特徴としてアサリの内臓部分だけを食べるクセがありますのでその部分に針を隠す事で当たる確率が上がります。
そしてしっかりと縫うようにしてエサをつける事で上下に誘っているうちにエサが取れてしまう事を防ぎます。
ポイント到着~釣り開始
釣り開始
ポイントに到着すると船長から合図があるので合図があったら仕掛けを投入します。
投げる必要はないので真下に投入しましょう。
カワハギは砂地の底側にいる魚なので重りが海底につくまで落とします。
カワハギを釣る手順
- 仕掛けを底まで落とす。
- 重りを少し浮かす・落とすを繰り返す(5回~10回程度)
- 一回仕掛けを数秒止めて食わせる間を作ってゆっくり仕掛けを上げる。
重りを浮かせずに竿を動かして仕掛けだけを揺らす方法や仕掛けを完全に寝かせてエサを底に着ける方法・重り自体を浮かせて釣る方法等多岐に渡りますので色々試してその日のヒットパターンを探しましょう。
少し先まで仕掛けをキャストして広範囲を探る方法も有効です。
ヒット時の対応
当たりがあった時は軽く竿を上に上げてアワセを入れましょう。
かけに行く釣りではなくカワハギは乗せる釣りです。
特に仕掛けを止めて食わせる間を作って、仕掛けを上げる瞬間に仕掛け以外の重みを感じたら積極的に合わせていきましょう。
かかって巻き上げる際もあまり早く巻かずにリールを1秒1回転程度の一定速度で巻き上げます。
カワハギの場合は基本的に抜き上げてしまって問題ないですが、針についているライン自体があまり太くはないので大型のカワハギの場合はタモを使用して入れましょう。
2~3投目で釣れました。
カワハギの引きは結構強く、下に叩くように力強い引きがまた魅力です。
この個体は背びれに少し伸びたヒレがついているのでオスのようです。
その後もポツリポツリと釣れてそれなりに満足できる釣果となりました。
カワハギ釣りの外道たち
カワハギ釣りにはカワハギだけでなく色んな魚が釣れます。
・キタマクラ
これは食べたら北枕になってしまうと言われる魚なのでリリースしましょう。
体自体に毒はないので触っても問題はありません。
・トラギス
カワハギ釣りの外道と言えばこいつです。
見た目は美味しくなさそうですが、クセのない白身でフライ等にすると結構美味しいです。
オキトラギスやクラカケトラギス等の種類がいます。
・ササノハベラ
結構引きが強いのでカワハギと間違えやすいです。
煮付けにすればそれなりには美味しい魚ですが、カワハギがたくさん釣れたらリリースします。
ぬめりが強くヒレが意外と鋭いので触る際はご注意ください。
・カサゴ
口が大きいので小さいサイズもよく釣れますが、小さいのは資源保護のためリリースしましょう。
そこそこ大きいカサゴは煮付けや刺身にすると絶品です。
根魚は成長が遅いので極力リリースしましょう。
カワハギを刺身で食す!
筆者が釣りに行ったのは冬ですが、冬のカワハギは肝が大きくなりとても腹がパンパンになっています。
一番左側のカワハギが特にわかりやすいのではないかと思います。
これは絶品の予感です・・・。
しっかり神経締めを行うと、右上のカワハギのように真っ白くなります。
神経締めはこちらの棒を使っています。
刺身+肝=最強
カワハギの真骨頂はやはり肝で刺身と一緒に肝を食べる・若しくは肝を醤油に溶かして食べると至高の味です。
カワハギの身自体も身が引き締まってコリコリしていて甘みが強いのですが、肝が合わさる事で更に濃厚な脂の旨味が増してとても美味しいです。
カワハギは群れでいるような魚ではないので釣り人にとってはポピュラーな魚ですが、スーパーではとても高い魚になっています。
中くらいの18cm程度のサイズで1匹500円~700円します。
なので是非カワハギ釣りをして自分で釣る楽しさを味わっていただければと思います。
総評
今回は光進丸でのカワハギ釣りについて紹介しました。
カワハギ釣りは難易度がやや高めでサビキ釣り等に飽きてちょっとテクニカルな釣りをしたい方にオススメです。
船長も良い人で初心者の場合は丁寧に教えてくれますので安心して釣りができます。
自分で釣った魚は最高に美味しいですよ!
皆さんも是非やってみてください(^^)/
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