【2時間で160問】最新版G検定に合格した方法を紹介【余裕で合格】

資格

今回は2025年にG検定を受験した時の学習方法・実際に受験した感想を紹介します。

G検定はAI関連の資格として注目が集まっています。

2024年9月以前の試験では、2時間で200問程度でしたが、2024年11月以降の最新版では2時間で160問程度の試験問題数になっています。

最新版の試験を受験したノウハウを漏れなくお伝えしますので是非ご覧ください。

学習に使ったテキストやサイトはもちろんの事、Chat-GPTを用いた新しい学習法も紹介します。

合わせて公開されていない合格ラインがどのくらいなのかを受験者の結果から読み解いてみました。

G検定の学習方法

試験範囲の確認

G検定を主催するJDLAのホームページにて、試験範囲のシラバスが公開されていますので必ず確認しましょう。

G検定は比較的試験範囲の変更がよく行われますのでご注意ください。

G検定とは
G検定は、累計受験者数13万人を超えた、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)が実施する、AI・ディープラーニングの活⽤リテラシー習得のための検定試験です。このページではG検定に関する様々な情報を公開しています。

シラバスの改訂履歴の欄に追加になったキーワードと削除されたキーワードの記述があります。

後述する動画やWEBの問題集・用語集が最新になっていない事が多々ありますので、試験範囲外の学習を避けるためにも確認必須です。

聞き流し

最初はYoutubeを活用し、G検定の試験範囲に関連する用語を解説する動画を聞き流していました。

買い物やウォーキングをする際に繰り返し聞く事によって、ある程度頭に入ってきました。

1回聞いただけではあまり理解はできないので、1周するか同じ動画をリピートして聞く事が大事です。

用語集

動画の解説内容だけでよくわからないところに関しては、用語集を調べてより詳細な解説を確認しました。

主には下記の用語集のサイトを使いました。

zero to one
学びに、自由を。学びで、自由を。zerotooneは、最先端の「学びのプラットフォーム」を構築します。

簡単な解説と図も多少載っていて確認テストもついているので優れています。

しかしながら更新が2021年で止まっているようなので最新の試験範囲にない用語は別途調べる必要がありますが、試験範囲の8割方はこちらで問題ありません。

テキスト

テキストは公式が出しているテキストを読みました。

図解での解説がより詳細に載っているのでとても理解がしやすかったです。

ある程度理解が進んだ段階で問題集の方もチェックしました。

WEB問題集

WEBで公開されている模擬試験の問題を活用しました。

一問一答形式のものから、本番さながらに時間形式で問題を解くことができるものなど様々です。

こちらは無料申請が必要ですが、よくまとまった問題になっていて使いやすかったです。

G検定(AIの検定)模擬テスト
G検定(ディープラーニングと機械学習の検定)模擬テストと公式例題解説を無料公開中無料β版(300題以上)利用申請  ※ベータ版ですが、お気軽にご利用ください。  

JDLAの公式HPにも少問ながら過去問と答えがアップロードされているのでこちらも是非やってみてください。

G検定の例題・過去問
人工知能とは人工知能をめぐる動向機械学習の概要ディープラーニングの概要ディープラーニングの要素技術ディープラーニングの応用例AIの社会実装に向けてAIに必要な数理・統計知識

一部スマホのアプリでもG検定の模擬試験を公開していますのでそちらも片手間にやってみてください。

Chat-GPTに聞く・問題を作る・問題の答えを聞く

用語解説の活用例

解説や模擬試験をやる中で理解が難しいところについては、Chat-GPTに質問する事でわかりやすく解説をしてくれます。

OpenAI社のホームページから無料でChat-GPTが利用可能です。

小学生でもわかるように説明してほしいと指示する事で、より咀嚼した説明もしてくれます。

問題解答の活用例

模擬試験の問題をChat-GPTに解かせる事も可能です。

問題の後にスペースを空けて解答候補を入力する事で解答を出してくれます。

もちろん100%正しい解答になっているわけではないので最終的には自分で調べる必要があります。

問題作成の活用例

また、Chat-GPTに4択問題を作らせる事も可能です。

Chat-GPT 活用プロンプト

以下主にChat-GPTで学習時に使ったプロンプトをまとめます。

  • 〇〇と〇〇の違いは
  • 〇〇についてわかりやすく説明してほしい
  • G検定の試験範囲に関する4択問題を10問程度作ってほしい。
  • 回答はこちらが入力するまで表示しないようにしてほしい
  • 解答を出す際に各問題の解説を表示してほしい
  • 音高の知覚尺度はどれか メル尺度 パーク尺度 MFCC ケプストラム

試験受験QA・受験感想

G検定受験に関するQA

試験時にテキストを見る事はできるか

試験官不在で自宅でのオンライン試験なので、試験時にテキスト等を見る事は事実上可能です。

ただしG検定の規約上はカンニングは禁止されているので、カンニング用のテキストや資料を用意する場合は自己責任としてください。

試験問題をコピーできるか

試験問題の画面ではテキストのコピーはできないようになっています。

なので直接問題文を直接メモ帳やExcel等に貼り付ける事はできません。

合格点は未公開だが、合格者・不合格者の情報である程度推測が可能

G検定の合格点は発表されていません。

ですが、合格している人・落ちた人のスコアを見る事である程度基準がわかってきます。

各項目に対して平均が6割なくても合格しているパターンもあります。

一方で各項目の平均が5割を切ると不合格になるパターンが多いように見受けられます。

直近の2024年11月受験で不合格になったパターンでも5割を切って不合格になっていました。

このパターンを見ると平均が47%で区分がAになっているので、恐らく各項目の平均が50%を超えていれば合格になるのではないかと思います。

なので合格ラインの予想をまとめると、各項目の平均が最低5割で6~7割取っておけば安全圏になるかと思います。

途中でトイレに行ったりできるか

トイレに行く事はできますが、受験時間を止める事はできません。

受験前にトイレは済ませておく事が重要です。

合格発表はいつか

合格発表は試験終了から2~3週間後にメールで結果が届きます。

筆者が受験した際は、1/11に受験・1/27の午前中に合格発表連絡が来ました。

合格証はいつ届くか

合格証は試験結果発表後に約2週間程度でPDFファイルが送付されてきます。

なので郵送での紙媒体での合格証発行はありません。

領収書はどのように入手するか

受験終了後にメールの文章で領収書が届きます。

合格発表日と同じ日に届きました。

受験の感想

受験した感想は以下のとおりです。

出題形式は基本四択

出題の形式は基本的に四択でした。

正しいものを選びなさい・誤ったものを選びなさいが多く、穴埋めの組み合わせを四択から選ぶ問題もあります。

複数の選択肢を選ぶ問題はなかったと思います。

とにかく時間がない

問題数が160問に対して試験時間が120分なので、1問あたりに使える時間が45秒です。

余裕はそこまでありません。

全てテキストやWEBコンテンツに頼ろうとしても時間が足りないので自らの学習は必須です。

160問一通り問題を見て解答し終わったタイミングで大体残り30分程度でした。

問題にチェックをつける事ができるので、自信のない問題はチェックをつけていたのでそれを再度一通り確認して全て終わって残り5分くらいしか余裕がありませんでした。

シラバスで削除されたキーワードも普通に出てきた

本番試験では、シラバス上では削除されたキーワードがいくつか問題の選択肢として出てきた事を確認しました。

正解の選択肢ではないかと思いますが、シラバスから削除されたからと言って試験から一切出て来ないという事ではないようです。

なのでシラバス上削除されたキーワードであってもAIに関連する用語である事は変わりないので用語の意味はある程度理解しておきましょう。

問題自体は比較的オーソドックス

実際に出題された問題は模擬試験等と比べてそこまで難解なものは少なく、比較的解きやすいと思いました。

試験範囲は主にディープランニングのところが肝になると思いました。

出題順はランダムのようなのでAI研究の歴史の問題が後半に出て来たりもしました。

無事に合格

試験終了から2週間後にメールで受験結果が来て合格でした。

今回の合格率は73%だったそうです。

学習時間

学習時間は合計して約40時間程度でした。

期間は3~4週間ほどです。

聞き流しに15~20時間使い残りの時間は模擬試験Chat-GPTを活用してひたすら覚えました。

総評

今回はG検定に合格した学習方法と試験の感想について紹介しました。

難易度についてはそこまで高くないですが、試験範囲が広いので覚えるのがやや大変な試験です。

最近はAIエンジニアの需要は増す一方なのでG検定は就職や転職に有利になるでしょう。

他のIT系の資格を紹介している記事もありますので合わせてそちらもご覧ください。

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