今回はアルミ缶を約600個集めて買取に出してみました。
アルミ缶は金属のアルミでできているため価値があります。
年々相場が上がっているため実物資産としての期待もできます。
この記事では以下の事を紹介しています。
- アルミ缶の相場
- アルミ缶何個で1kgになるか
- スチール缶じゃダメなのか
- アルミ缶の入手方法
- アルミ缶を買取してくれる場所
- 実際に売れた価格
- 副業として儲かるか
- その他注意点
アルミ缶について
アルミ缶の相場
2025年現在のアルミ缶の相場は1kg150円〜220円前後です。
数年前までは1kg100円以下でしたが現在は年々値上がりしています。
アルミを一から作るためにはボーキサイトという鉱石に大量の電気を使って作る必要があるため、コストが高いのでアルミ缶からのリサイクルの方が安くできるため売れる需要があります。
アルミ缶1kg集めるには何個必要か
アルミ缶は350ml缶で1本約14g。
500mlのロング缶で1本約17gです。
1kg集める場合は約58個〜71個集める必要があります。
レッドブルやモンスターエナジー等の細い缶は、もっと軽いので更に多く集める必要があります。
スチール缶ではダメなのか
スチール缶の素材はアルミではなく鉄なので相場はアルミ缶よりもかなり安くなります。
1kg10円〜20円なので集めるのはあまりオススメはしません。
スチール缶は1個約25gなので1kg集める場合は約40個必要になります。
1kg10円の場合は1個0.25円なので2025年現在の相場では割に合わないです。
アルミ缶の入手方法
アルミ缶を入手するには以下の方法があります。
自宅で飲んだアルミ缶を出す
自宅で飲んだ後のアルミ缶は通常でしたら自治体のゴミ袋に入れて捨てるのでお金がかかりますが、それはやらずに集めておく事をオススメします。
路上・公園等に落ちているアルミ缶を拾う
歩道・道路脇・茂み・公園等いたるところにアルミ缶は落ちていますので、散歩がてらアルミ缶を集めるのが良いと思います。
スチール缶と見分けがつきづらい場合は、パッケージの表記を見るか磁石を持って行ってくっつくかどうかを確認しましょう。
くっつく場合はスチール缶でくっつくかない場合はアルミ缶です。
足で軽く踏んで潰れるようでしたらアルミ缶です。
アルミ缶を買取してくれる場所
リサイクルセンター
リサイクルセンターの場合は大抵は無料での引き取りが多いですが、中には買取してくれる場所もあるので電話等で確認しましょう。
鋼業系の会社
スクラップ等の買取をやっている会社に持ち込んで買取してもらえる場合があります。
家の近くにあれば問い合わせをしてみましょう。
ジモティー
個人や会社がジモティーでアルミ缶の買取募集を出しているケースもありますので、ジモティーも確認してみてください。
実際に売れた価格
筆者は鋼業系の会社に電話をして、アルミ缶の買取を行っているかを確認して売りに行きました。
車で持ち込んでアルミ缶が大量にある場合は、車ごとはかりに乗って、その後荷下ろしをしてまた車の重さを計る事で重さを計算します。
今回は45Lの袋が4袋だったため、そのまま袋をはかりに乗せて計算しました。
約2ヵ月ほど近所を散歩や買い物ついでに集めたアルミ缶です。
8.6kgありましたので350ml缶で計算すると600個以上になります。
計算された結果、合計1,320円になりました!
副業として儲かるか
結論から述べると現時点ではそこまで儲からないと思います。
仮に時給1000円稼ぐとしたら、筆者が売った際の相場で言うと1kg150円で空き缶1個辺り2円少々になるため、1時間で空き缶を500個近く集めないといけなくなります。
道ばたの空き缶を拾って1時間で500個は事実上無理です。
なので生業にするのは今は難しいです。
しかしながらアルミの相場は上がっているのでもし急騰するような事があれば儲かる時が来るかもしれません。
Q・A
空き缶は潰す必要があるか
空き缶は潰した方が多く袋に入るので軽く潰した方が良いです。
買取先によっては潰しすぎると買取を断られるケースもあるようなので必ず確認しましょう。
筆者の場合は、車に潰されて平たくなった空き缶も一緒に買い取っていただけました。
空き缶は洗う必要はあるか
中身まですすぐ必要はありませんが、中の水分はしっかりと出しましょう。
全体的に汚れが目立つ時は軽く水洗いが必要です。
中に異物が入っていたら必ず出しましょう。
異物を入れたまま重さを嵩増しすると買取業者から出入り禁止を言い渡される可能性もあるので誠実な対応が必要です。
売りに出す際の袋は何が良いか
袋に対して特に指定はありませんが、筆者は45Lのビニール袋を用意しました。
所詮ビニールなので潰して尖っている缶がある時は袋の内側に入れましょう。
そうしないと袋が破けてしまうので注意が必要になります。
その他注意点
私有地に入ってのアルミ缶拾いは止めましょう
他人の土地にみだりに入って拾おうとした場合、権利者から不法侵入で訴えられたり通行人から不審者扱いされて警察沙汰になる可能性がありますので注意しましょう。
ゴミ箱・収集場から拾うのは止めましょう
ゴミ箱・収集場にある缶はそれを設置した人の所有物になります。
なのでその場合は窃盗や条例違反とみなされる可能性がありますのでご注意ください。
総評
今回は集めたアルミ缶を売ってみた時の体験談を紹介しました。
副業としては現状割に合うものではありませんが、散歩や買い物がてらに落ちていたアルミ缶を拾う事は環境保全に繋がりお小遣い程度ですが収入にもなりますので合間にやる分には良いと思います。
そもそもの話しにはなりますが、ごみはゴミ箱に捨てましょう!
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