【地元民監修】木更津港で釣れる魚一覧&ポイント紹介【最新情報】

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今回は千葉県木更津市にある「木更津港」で釣れる魚を紹介します。

木更津港は貨物船が出入りするような広大な漁港で、足場も安全なためファミリーフィッシングに最適です。

主に木更津港で釣れる魚と、その魚を釣る仕掛け等について紹介します。

筆者は10年程木更津港で釣りをした経験がありますので、そちらを元に紹介させていただきます。

2024年最新の情報を記載しております。

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木更津港概要

アクセス

  • 住所 〒292-0066 千葉県木更津市新宿7
  • アクセス(電車)木更津駅西口から徒歩約15分
  • アクセス(車)木更津金田インターから南へ約7km 

その他情報

内港公園にはトイレと、近くに宮川丸という堤防渡船や釣り船をやっている場所があり、そちらで仕掛けや釣り餌の購入が可能です。

宮川丸ホームページ

その他木更津港近辺の釣り具屋は、キャスティングと上州屋があります。

キャスティングはイソメを10g単位から購入可能で、上州屋は土曜日なら24時間やっていますので夜釣りで行く時に便利なので必要に応じてお立ち寄りください。

キャスティング木更津店ホームページ

上州屋木更津店ホームページ

2024年にイオンモール木更津近くにキャスティングの新店舗ができました。

旧キャスティングはそのまま閉店となります。

木更津港の各シーズンの傾向

春(3月~5月)

ターゲットになる魚があまりいないので、ファミリーフィッシングには向いていません。

この時期にファミリーで来るなら、釣りよりは中の島で潮干狩りをした方が楽しめます。

ルアーでシーバスを狙うか、落とし込みでクロダイを狙いに行くと良いと思います。

夏(6月~8月)

小型のハゼが釣れはじめ、運がよければシロギスも釣れます。

小さめのイワシ・アジ・サッパ等が混じるのでファミリーフィッシングには中々良い時期だと思います。

夜釣りではアナゴが釣れる事もあります。

秋(9月~11月)

ハゼ釣りには一番ベストなシーズンです。

どのポイントでもハゼなら簡単に釣れます。

カニ網を投げるとタイワンガザミがかかる事もあるのでそれを狙うのも面白いです。

冬(12月~2月)

大型の落ちハゼがぽつぽつと釣れることがありますが、数は出ないのであまり期待はできません。

クロダイ・シーバスなら狙う価値はあると思います。

運が良ければカレイが釣れる事もあります。

ファミリーフィッシングには向かない時期です。

木更津港で釣れる魚種一覧

マハゼ

木更津港のメインターゲットとなる魚です。

春先以外ならいつでも釣れます。

春は産卵期で夏には10cmくらいの小型のハゼが釣れるようになり、秋から冬には20cm近い落ちハゼも狙えるようになります。

基本的に木更津港のどのポイントでも生息しているので、まずはハゼを狙うのが一番良いです。

ジェット天秤等の仕掛けにキス針でイソメをつければ大体釣れますが、狙って釣るのは案外難しい魚なので実は奥深い魚でもあります。

カキ殻があるポイントはウキで狙っても良いと思います。

意外と水深1m以下の浅瀬にも多くいるのでそこも狙ってみると良いです。

天ぷらにすると柔らかくクセがないのでとても美味しいです。

ウロハゼ

数は少ないですが、マハゼに混じって釣れる事があります。

マハゼよりも太くて頭が大きく、ウロコの模様がハッキリしているのがウロハゼの特徴です。

見た目はあまりよくありませんが、味はほぼマハゼと一緒なので、釣れたら持ち帰って食べてみましょう。

ハゼよりも大きく食べ応えがあって美味しいです。

大きいものは25cm近くにまで成長します。

ダボハゼ

こちらもマハゼに混じって釣れますが、黒ずんでいてサイズが10cm以下と小さいので基本的にはリリースしてしまった方が良いと思います。

スズキやマゴチ狙いで泳がせ釣りのエサとして活用するのも面白いかもしれません。

もちろん食べられない事はないので、丸ごと唐揚げにして食べれば普通に美味しい魚です。

シーバス

シーバスの正式名称はスズキで、20cm~30cmくらいのサイズをセイゴと言います。

こちらも投げ釣りやルアーで時々釣れる事があります。

ルアーはバイブレーションが鉄板ルアーです。

どのレンジにも対応できて最強のルアーだと思います。

東京湾のセイゴは臭くて食べられないという話しも聞きますが、木更津港で釣れたセイゴは特に臭みはなく美味しく食べられます。

カタクチイワシ

夏場にサビキ釣りで釣れる事があります。

あまりサイズは大きくありませんが、まとまって釣れるのでいいオカズになります。

鮮度が良ければ刺身にして食べると最高に美味しいです。

口が柔らかいのでトリックサビキで狙うと効果的です。

マイワシ

最近は数が減りましたが、今でも時々釣れる事があります。

昔は20cmくらいのマイワシが大量に内港公園に接岸してきた事があり、釣り人で賑わっていました。

筆者も10年程前に内港公園でマイワシを50匹ほど釣った事があります。

タイワンガザミ

夏から冬にかけて投げ釣りをしていると釣れる事があります。

カニ専門で狙っている人はカニ網に魚を巻き付けた仕掛けを使っている人もいます。

夜はライトを照らすと時々泳いでいるので、網ですくって捕まえる事もできます。

ただ結構素早いので油断すると逃げられます。

青いのはオスでくすんだいろをしていたらメスです。

そこそこ大きくなるカニなので、味噌汁や茹でて食べると大変美味しいです。

イシガニ

こちらもタイワンガザミと同じようにイソメに食いついてきてたまに釣れる事があるカニです。

タイワンガザミよりは小さいですが、味は良いので味噌汁のダシにして食べてみると良いです。

たまに堤防の真下にいる事があるので、タモ網ですくって捕獲する事も可能です。

挟む力がかなり強く、気性が荒く狂暴なので扱いには注意しましょう。

アジ

青物系同様に回遊していればサビキ釣りで釣れる事があります。

15cm以下の子アジが中心ですが、時々投げ釣りの仕掛けにかかる事もあり、投げ釣りで釣れるものは20cm近いサイズが釣れる事もあります。

刺身・塩焼き・フライまで何にしても美味しいので是非狙ってみてください!

シロギス

ハゼ釣りをしていると、ハゼ9に対して1混じるかどうかくらいで釣れる事があります。

シロギスを狙うなら木更津以南の海岸等に行った方が数は釣れるので、釣れたらラッキーくらいでやると良いでしょう。

ハゼよりも身が引き締まっていてフライは絶品です!

メバル

夜になると足元を泳いでいる事があります。

ワームやイソメを垂らして何度か釣った実績があります。

サイズは大きくても20cm程度ですが引きが良く釣って楽しいです。

夜釣りで電気ウキにイソメをつけた釣りも有効でよく釣れます。

メバリングしても面白いです。

宮川丸では時々夜間にメバリング船が出ています。

クロダイ

実はマハゼとボラの次に多く生息している魚です。

至るところでうじゃうじゃいます。

ただ警戒心が強いので簡単に釣る事はできません。

よく落とし込みで狙っている人がいて、45cmくらいのクロダイもぼちぼち上がっています。

マコガレイ

投げ釣りをしていて25cmくらいのマコガレイを釣った事があります。

ただ2回しか釣った事がないので、生息数は非常に少ないです。

なので釣れたら超ラッキーくらいに思った方が良いと思います。

幼魚は時々潮干狩り場等で見かけるのでポイントを探ればもう少し釣れるかもしれません。

サヨリ

浦安辺りで実績のある魚ですが、実は木更津でも釣れる事があります。

表層付近でサビキ釣りをしているとたまに釣れる事があります。

上品な味わいで美味しい魚なので釣れたら嬉しいです。

シマイサキ

こちらは狙って釣るような魚ではないですが、釣った事があります。

幼魚なら岸辺にいるので、木更津港でもそこそこ生息しているようです。

クセのない白身なのでフライや塩焼きにすると美味しいです。

イシモチ

夜に投げ釣りをしていると釣れる事があります。

10cm~15cmの小さいのが中心ですが、大きいと30cmを超えるイシモチを釣った事があります。

身質が柔らかいので水分を抜いてからフライや塩焼きにすると大変美味しい魚です。

韓国の方では高級魚として扱われます。

木更津港のポイント

内港公園

柵があり竿が立てかけられて釣りがしやすいポイントです。

全体的に砂ですが時々海藻やカキにひっかかる事があるので、仕掛けは多めに持っておくと良いです。

水深はあまりないためなるべく遠目に投げた方が釣果が期待できます。

サビキをやるなら一番良いポイントだと思います。

中の島公園

中の島大橋を渡った先にある小島のポイントです。

人が少なくて釣りしやすいのが主なメリットです。

釣れる種類は内港公園と大きく変わりはありません。

街灯があまりないので夜はライト持参で釣りをしましょう。

冬季から春先は工事等のため閉鎖されている事が多いため、行くなら暖かい時期にしましょう。

中の島大橋下

この辺りはシーバスの実績があるとの事でルアーマンが比較的多いです。

ただ船の往来もそれなりにあるので、常に注意しながら釣りをしましょう。

手前側が岩で奥が砂地になっているのでちょい投げをしても面白いポイントです。

潮浜公園

こちらは富士見大橋を渡った先にある公園です。

ハゼ釣り等でちょい投げをまったりとやるには良いポイントだと思います。

水深がとても浅いので、やるなら満潮の時間帯を狙わないと釣果は期待できないです。

内港北公園

自衛隊基地の手前にある場所で、自衛隊基地との間が河口になっていて反対側が海です。

基本的には砂地が広がっていますが、海藻やカキ等があるようでポイントによっては投げ釣りではひっかかる事があります。

筆者は数回ここで投げ釣りやルアーをやりましたが何も釣れませんでした。

人は少ないですが魚影も少ないようなのであまりオススメできる場所ではありません。

筆者のタックル紹介

ロッド

ロッドはラテオモバイルの4本継ぎコンパクトロッドを使用しています。

自宅から歩いておかずを調達するノリで行ったり他の場所で釣りをする時も電車移動が多いのでコンパクトロッドを愛用しています。

値段は少々張りますが、2本継ぎと変わらない扱いやすさと軽さで非常に気に入っております。

仕掛けやルアーを投げる時の飛距離も申し分ありません。

投げ釣りをする分には安い竿でも良いですが、感度が悪く当たりが取れなかったり、飛距離がでないので釣れる可能性は減ります。

あと1m飛んでいれば釣れたかもしれない・波風が強い時でも当たりが取れていれば釣れていたという事もよくあるのでできれば竿は良いものを使ってください。

リール

リールはカルディアの3000番を使っています。

3000番はまさにオールラウンダーの番手で投げ釣り・ルアー・ちょっとした船釣り等あらゆる場面で使えます。

リールも良いものを使う事で飛距離が出るのと、大物がかかった時にドラグ調整でやりとりも非常に楽です。

そして巻き心地が良いのでルアー釣りで真価を発揮します。

その他

ライン

PEラインの1号を使っています。

PEラインにする事でナイロンよりも糸が伸びない分魚の当たりがダイレクトにわかります。

ルアー使用時はフロロカーボンのリーダー16lbを使っています。

根擦れや歯切れを防ぐためにこちらも必須です。

フロロは魚からラインが見えにくいという利点もあります。

重り

投げ釣りの場合はジェット天秤を使っています。

大体6号~10号くらいまでのジェット天秤を使っています。

号数については竿がどのくらいの重さまで対応しているかによって選んでください。

総評

今回は木更津港で木更津港で釣れる魚一覧&ポイントを紹介しました。

東京からのアクセスも良く気軽にファミリーフィッシングできる場所なので是非楽しんでいただければと思います。

春先は潮干狩りもできますのでそちらも合わせてお楽しみください!

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