今回は楽天モバイルの回線を契約して家の通信費を見直してみましたので、スマホ代を節約できた金額とノウハウを紹介します。
何かとモノやサービスの値段が上がっていっている時代ですので、良い暮らしをするためには、節約は必須となってきますので、この記事を参考に皆さんの豊かな暮らしに寄与できれば幸いです。
以下に筆者の情報をまとめましたので、このような状況でベストな選択肢を選んでみました。
- 一人暮らし
- ネットは検索やYoutubeを見るのが中心
- オンラインゲームやPSでの通信対戦はやらない
- PCは仕事やプライベートでも利用
- テレワーク勤務を活用
更に楽天モバイルの回線速度の比較についても行いましたので、合わせて参考にしていただければと思います。
更に現行の回線を解約した事による思わぬ落とし穴もありましたので、そちらを回避したノウハウも提供させていただきます。
筆者の従来の通信費内訳
①IIJmio 月2,000円
IIJmioという格安simの回線を利用していました。
20GB音声通話付きで月2000円ポッキリなのでこちらを単体で契約する分にはかなり安いと思います。
②楽天ひかり 月4,180円
楽天の光回線(マンションプラン)を契約していました。
一人暮らしですがPCでインターネットを使うには光回線が必要だろうという考えで惰性で4年程使っていました。
当時はポイント還元等の魅力があり月額利用料も安くなっていましたが、今はそのキャンペーンも終了してフルプライスを支払っていました。
③諸経費合わせて月6,752円
通話代は別途かかるので多少前後しますが、ミニマムで6,752円毎月かかっていました。
なので年間で最低でも81,024円も通信費を払っているという事になります。
2人以上の世帯なら必要経費かもしれませんが、そもそも一人暮らしでこれだけお金がかかっているのはどうかと思いましたので、見直しを行う事にしました。
諸経費につきましては後ほど最終的に節約できた金額のところで紹介します。
通信費を節約したノウハウ
楽天モバイル回線を契約
楽天モバイルのsimカードを契約しました。
プランは通話&データ通信が付いた従量課金制のプラン1本のみと非常にシンプルです。
月3GBまでの通信は税込み1,078円で、20GBまでなら税込み2,178円となりますが、20GBを超えた場合でも税込み3,278円が上限になります。
現在は紹介キャンペーンをやっていて紹介された方にもポイントが入るようになっていますので、楽天モバイルをこれから契約される方は以下のURLよりお申込みいただくとポイントがゲットできますので是非お使いください。
こちらはキャンペーンとなっていますが現状終了の予定はないとの事です。
楽天カードを使っている方であれば、楽天モバイルを契約する事でポイントの還元率も上がって貰えたポイントを通信費に充当する事もできるのでオススメです。
テザリング機能を使う
テザリングはスマホをルーターとして使う機能の事で、Android・iphone共に利用が可能です。
楽天モバイルの回線を契約し、上限が無限のため今まで別契約で使っていた光回線の代わりにテザリングを利用するというのが今回の趣旨です。
テザリングにつきましては標準機能として備わっていますので楽天モバイルの追加オプションをつける必要はありません。
楽天ひかりを使っていた事による諸経費について
通信費の月額で紹介した諸経費ですが、こちらはモデムとルーターの電気代になります。
光回線を使うためにはモデムとルーターが必要でこれらを使うためには電気が必要です。
筆者が持っているモデムとルーターでそれぞれ電気代を計算しました。
電気代計算はこちらのサイトを利用しました。
モデム(VH-100)
VH-100の最大消費電力は9Wで24時間つけっぱなしで31日間使うと東京電力の場合は
1ヵ月約245円になります。
なので年間にすると2,940円になります。
ルーター(TP-Link Archer C6)
TP-Link Archer C6の消費電力は12Wなので24時間つけっぱなしで31日間使うと東京電力の場合は
1ヵ月約327円になります。
なので年間にすると3,924円になります。
モデム・ルーターを合わせると年間で6,864円の隠れたコストがかかっています。
使わない時に毎回モデムとルーターの電源を落としているならこの限りではありませんが、基本的にはつけっぱなしの方が多いと思いますので年間にすると結構な電気代となっています。
実際に節約できた金額
実際に節約できた金額は以下のとおりとなります。
(旧)IIJ+楽天ひかりの契約で年74,160円+モデム・ルーターの電気代年6,864円=81,024円
(新)楽天モバイル(テザリングを利用して20GB超過を想定)年39,336円
上記の金額を計算すると81,024円ー39,336円=年41,688円となります。
年間で4万円以上も節約ができるのは非常に大きいです。
最近は電気代も高騰しているので楽天モバイルだけにする事でモデム・ルーターの電気代を気にしなくてよくなるのが素晴らしいです。
更に不要になったルーターはメルカリで売却する事でちょっとしたお小遣いにもなります
株主優待を活用するのもあり
楽天は2023年12月末時点で株主名簿に記載された100株(一単元)以上保有する株主に対して、楽天モバイルの「音声データ+データ30GB/月」プランを1年間無料で株主優待として提供を開始します。
こちらはスマホのみを使う方ならかなり有効な手段かと思います。
ただ、筆者のようにテザリングをしてPCを接続して動画を見るような場合は30GBでは足りないのであまりオススメはできません。
筆者が行ったsimカード切り替えまでのフロー
①IIJでMNP転出の手続き
電話番号を楽天モバイルに引き継ぐために転出の手続きを行いました。
IIJ側で転出の手続きを行い、MNP転出に必要な予約番号を取得しました。
②楽天モバイル側でMNP転入手続き
IIJで取得した予約番号を楽天モバイル側で契約する時に入力を行い、MNP転入の手続きを進めます。
手続き完了までは約1日~2日程度かかります。
手続きのステータスは、楽天モバイルのマイページから確認する事ができます。
③SIMカード切り替え
その間に楽天モバイルからSIMカードが郵送されてきます。
②の手続きが終わるまではデータ通信はできないのでご注意ください。
機種にもよりますが、APNの設定はせずにSIMカードを差すだけで使用可能でした。
④テザリング通信テスト
楽天モバイルを使うための1番の目的であるPCにテザリングをしてネットが快適に接続できるかを確認しました。
こちらが楽天ひかりの回線速度です。
平日の夜に計測を行った結果です。
それに対して楽天モバイルでテザリングした時の通信速度がこちらです。
ダウンロード・アップロード共に楽天ひかりには敵いませんが、今のところ大きな問題はありません。
こちらは住んでいる環境等で速度が変わるかと思いますので、必ず接続のテストは行ってください。
④楽天ひかり解約
楽天モバイルでのテザリングが問題内容でしたので楽天ひかりの解約手続きを行いました。
楽天ひかりは2年縛り契約で、特定の期間以外で契約解除すると手数料で10,450円かかります。
筆者も解約手数料がかかりましたが、次の無料期間まで1年半以上ありましたので、そこまで契約を続けるよりも今解約した方が明らかに得だと思ったのですぐ解約に踏み切りました。
しかしながら最初は7月17日に手続きをしたところ、解約日が8月5日になり8月分の月額利用料も全額かかるという連絡がきたので、楽天ひかりのカスタマーサポートに連絡をして、7月末での解約日に変更してもらいました。
これで余分にお金を払う必要がなくなったので、同じような事があった時は、カスタマーサポートに相談しましょう。
実際にテザリングだけで運用してみた感想
速度は概ね良好
Google Chromeのブラウザで一般的なニュースサイト等をテザリング接続で確認しましたが、特に大きな遅延もなく接続できました。
Youtube等の動画サイトもHD画質でストレスなく見る事ができました。
スマホと同時に利用しても何ら通信に問題はありませんでした。
WEB会議には向いていない?
WEB会議をする際に使っていると時々通信が瞬断する事がありました。
稀に起こるくらいなのであまり気になるレベルではありませんが、絶対通信を途切れさせたくない場合は、ひかり回線の方が適しています。
スマホが熱くなる
スマホを操作しながらテザリングをしていると、時々スマホがオーバーヒートしてテザリング機能が強制終了する時があります。
なので同時接続を行う際はスマホの発熱にはご注意ください。
総評
今回は楽天モバイルの回線を契約して家の通信費を見直して節約できた金額や実際の通信速度について紹介しました。
このようにライフスタイルに合わせて適切に契約内容を見直す事で、生活の質を落とさずに節約をする事が可能になります。
多少ながらデメリットもありますので、そこはしっかり確認の上契約をしていただければと思います。
なのでこのやり方が皆様の参考になれば幸いです。
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