今回はタイムズのカーシェアリング「タイムズカー」を4年間で100回以上使った感想を書いていきたいと思います。
使った感想はもちろんの事ですが、これからカーシェアリングを使ってみたい方向けに気になるだろうと思う点についても紹介させていただきます。
今や車自体の値段やガソリン・保険代も高騰して誰でも車を持てる時代ではなくなってきました。
そんな中でカーシェアリングは必要な時に借りれてる魅力がありますので、この記事を是非参考にしていただければと思います!
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タイムズカーの概要
15分単位で借りられる
通常のレンタカーの場合、少なくても6時間~と言ったある程度の時間単位でないと借りられない場合が多いと思います。
タイムズカーの場合は15分220円から車のレンタルが可能です。
ちょっと近所まで車で出かけたい・車を送り迎えだけ使いたい等、レンタカーよりも細かい時間で使えるのが魅力です。
空いていればもちろん当日予約OKです!
全国のカーステーションが利用可能
タイムズカーに入会する事で、全国各地にあるカーステーションの利用が可能となります。
2021年末時点で、全国にステーションの数が13,524箇所、車両の台数が35,817台です。
新宿駅周辺だけでもこれだけカーステーションがあります。
地方だとレンタカーを借りられる場所が限られていてない場合もよくありますが、
代わりにカーシェアリングのステーションがある事がよくあります。
受付なしですぐに借りられる
カーステーションはほとんどの場合、駐車場や施設内の駐車スペースを利用していますので、レンタカー屋のような受付等の時間はありません。
発車前の車の点検は各自実施いただく必要はありますが、すぐ出発できるのもカーシェアリングの魅力の一つです。
最近は現在地にある空いているカーステーションを検索し、時間を入力する事ですぐ予約できるようになりました。
どんどん利便性が上がっています。
月額料金は実質0円で利用可能
一般の個人プランの場合、月会費は880円かかりますが、その880円はカーシェアリングの利用料金に充当が可能ですので、毎月1時間分以上利用すれば月会費はかかりません。
月1回以上何かしらカーシェアリングを利用して出かける方にとっては月会費は気にしなくて良いと思います。
学生の場合は月会費は無料で利用した料金のみが請求されます。
初期費用はカード発行手数料のみ
タイムズカーを利用するためには、専用のICカードが必要になります。
郵送での受け取りか無人申し込み機の利用によって手続きが可能です。
無人申し込み機の場合は即日発行可能で、郵送の場合は、申し込みから5営業日程度かかるとの事です。
筆者は事前登録を行い、新宿の無人申し込み機にて手続きを行いましたが、スムーズに手続きができました。
本人確認のため身分証は必須です。
カーシェアリングを使った感想
全国にカーステーションがあるのが本当に便利
筆者は旅行が好きで全国各地に行くのですが、旅行シーズンによってはレンタカーが満車で借りれない事が今までは多々ありました。
しかしカーシェアリングに入会した事で、全国1万か所以上のステーションが利用できるようになったのでレンタカーには困らなくなりました。
旅行で丸数日借りても実際に車を走らせる時間が限られている場合は、無駄に車を借りている事になります。
だからカーシェアリングでは必要な分だけ借りる事ができるのでお金も無駄になりません。
当日予約は全く問題なし
筆者はカーステーションが4か所ほどある場所に住んでいますが、当日の予約でもどこかしらのステーションの車は空いています。
なので、何日も前から予約しないと車に乗れないという事は1回もありませんでした。
スマホ若しくはPCからサクっと予約をしてICカードをタッチすれば乗れてしまいます。
※札幌市内で旅行で借りた時はレンタルできるカーステーションはたくさんありましたが、空きがほぼなかくこのエリアは慢性的に予約が埋まっているようなので、予約は早めにしておいた方が良いと思います。
便利で快適な機能が充実
予約する最中に、予約画面から目的地のセットが可能です。
なので車に乗ってから目的地を設定する必要はありません
近くのステーションの予約状況が一覧で確認でき、どの車がどの時間帯で予約されているのかグラフで表示されるため、自分が借りたい時間に乗車できるかがすぐわかります。
帰る際も返却地案内というメニューがカーナビにあるため、目的地をいちいち入力しなくて良いので楽です。
自分で車を所有しないメリットを多分に受けられる
自分で車を所有すると好きな時に外出できるメリットがありますが、その分デメリットになりうる事も多いです。
- 毎年税金を納める必要がある
- 保険に加入する必要がある
- 数年に一度お金をかけて車検を通さないといけない
- メンテナンスを自分でやらないといけない
- 盗難されるリスクがある
- 車が古くなったら買い替える必要がある
- ガソリン代がかかる
- 駐車場の用意
カーシェアリングではこれらのデメリットは一切ありません。
そして上記の事を行うために必要な時間も必要なくなるので、そこもかなり大きいです。
住んでいる地方や通勤の事情によってマイカーがどうしても必要な場合は所有するべきですが、そうでない場合はカーシェアリングの方が圧倒的にお得です。
なのでご自身のライフスタイルに合わせて車を持つか・カーシェアリングにするかを選んでください。
Q&A
予約のキャンセル料はかかるか
予約時間前のキャンセルでしたら、予約1分前でもキャンセル料はかかりません。
予約時間を過ぎてしまった場合は、課金が始まってしまいますので、過ぎた時間分を支払う必要があります。
予約のキャンセルはWebのタイムズカーのページより可能です。
予約より早く返した場合はお金はどうなるか
3時間分で予約して2時間で返した場合は、2時間分の料金が請求されます。
ただし、パック料金の場合は、割引はないため、早く返却してもパック料金が割引される事はありません。
予約延長はできるか
次に予約している人がいなければ予約延長が可能です。
予約延長はWEBサイト若しくは車のカーナビから、タイムズ専用のメニューより手続きが可能です。
予約時間を過ぎて返却した場合に次の利用者が利用できない事が発生した場合は、割増料金が発生しますのでご注意ください。
ガソリン代はかかるか
ガソリン代は利用料金に含まれています。
ただし6時間以上の利用やナイトパックでの利用は、1km辺り16円の距離料金がかかるので実質的なガソリン代とも言えます。
なので基本的には短時間での利用はタイムズカーがオススメですが、長期で利用する場合はレンタカーの方がオススメです。
給油はどうするのか
社内に給油専用のカードがあるためそれで給油を行います。
給油後はレシートを給油カードと一緒に挟んでおきます。
なのでカードが使えるガソリンスタンドでの給油が必要です。
セルフスタンドでも問題ありません。
ちなみに給油若しくは洗車を行うと、15分相当の料金が割引されます。
地方のガソリンスタンドは現金しか使えない事も多いのでガソリン残量に不安があれば都市部のガソリンスタンドで入れておきましょう。
保険は入らなくて良いのか
保険は利用料金に含まれます。
事故があった場合は自走可能な場合2万・自走不可の場合は5万円が請求されます。
それらをオプションで免除する事も可能です。
NOCがあり300円程度で免責になりますので、長距離走る場合は付けておくと安心です。
月会費以外にかかるものはあるか
特段ありません。
更新料等もないですが、月に1度も利用がない場合は月会費880円がかかるので最低でも毎月1時間は乗車しないと勿体ないです。
乗り捨てはできるのか
原則乗り捨てはできません。
一部の空港近くにあるカーステーションでは乗り捨て可能な場所もあります。
基本的には借りたステーションに返却を行います。
カーステーションにカーシェア専用の車があるのでそちらを利用します。
車止めを都度どかして置くタイプと駐車スペース前にカーシェアのマークが地面に書かれているパターンがあります。
何かトラブルがあった時はどうするのか
カギが開かない・事故にあった・その他トラブルがあった時は、24時間対応のサポートセンターがあるためそこに電話をすれば対応してもらえます。
筆者も駐車場を出る時の精算カードの不具合で出れない時がありましたが、サポートセンターの方に遠隔で対応していただきました。
会員でなくても運転できるのか
会員以外の運転はできません。
仮に会員以外が運転して事故をおこした場合は保険がおりませんので絶対に運転させないでください。
会員同士の場合は予約時にカードを持っている人の情報を事前に登録します。
社内に忘れ物をしてしまった時はどうすれば良いか
利用開始時と同様にICカードで車を施錠しますが、1度だけ再度車を開ける事ができます。
ETCカード等は特に忘れやすいのでご注意ください。
車のカギを返したタイミングでETCカードを忘れないようにというアナウンスが流れます。
精算機付きの駐車場にある車はどのように出入りすれば良いか
運転席の上部に精算機に入れる専用のカードがあるので、そちらを挿入することで駐車料金がかかる事なく駐車場の出入りができます。
カード紛失防止のため、カード入れにはセンサーがついているのでカードを引き抜いた後は電子音が鳴り続けます。
大体月どのくらいの金額かかるのか
筆者の利用料金約1年分はこのような感じです。
筆者の場合は本当にちょこちょこと使うような感じですので、月平均すると2000円~3000円程度でしょうか。
使った分だけ請求されるので良いと思います。
自家用車の場合は車に乗った距離関係なく保険や車検代や税金がかかりますのでカーシェアはとても理に適っていると思います。
総評
今回はタイムズのカーシェアリングについて紹介させていただきました。
世の中が自分で物を持つ時代からサブスクリプションサービスに変わりつつあります。
つまりは必要な時に必要なだけ使うという事です。
なのでライフスタイルによってはとても便利なサービスですので是非活用していただければと思います。
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