今回は15歳の若き焙煎士として一躍有名になった「岩野響さん」が焙煎したコーヒーをハンドドリップして飲んでみましたのでコーヒー豆のレビューをします。
飲んだだけでわかる洗練された完成度の高いコーヒーは圧巻でしたので紹介させていただきます。
そして岩野響さんの2024年現在の活動についても、紹介させていただこうと思います!
現在はあまり各メディアには出ていませんが、今も現役の焙煎士として活躍されています。
岩野響さんの焙煎したコーヒーを販売しているお店についても紹介させていただきます。
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岩野響さんとは
弱冠15歳で焙煎士になった若き天才コーヒー職人
小さい頃からコーヒーが好きで中学2年生の頃にコーヒーの焙煎を始め、15歳で自宅のある群馬県桐生市で焙煎所をオープンされました。
焙煎の知識は誰かに弟子入りする事なく、独学で身に着けたそうです。
高校にも行かずにコーヒー焙煎の道を選ぶほど、コーヒーの焙煎に熱中されています。
時には一日400kgものコーヒーを焙煎する時もあるほどです。
実は発達障害があり、その事を書籍でも公表している
岩野さんが10歳の頃、病院でアスペルガー症候群と診断されたとの事です。
アスペルガーは障害とみなされがちですが、特定の分野に対しては常人以上の力を発揮する事があるので、岩野さんはそれがコーヒーの焙煎だったという事になります。
その事について岩野さんは書籍を執筆されています。
岩野響さんの現在
現在は20歳を過ぎ成人した岩野さんですが、焙煎所を自宅から東京に移転しています。
表立った活動はあまり行っていませんが、各コーヒー屋に自身で焙煎したコーヒーを卸しています。
今回岩野さんのコーヒーを入手したのは、東長崎にある「MIA MIA TOKYO」です。
地元の群馬県桐生市のふるさと納税の返礼品にもなっています。
コーヒーを入手したMIA MIA TOKYOの詳細
- 住所 〒171-0051 東京都豊島区長崎4丁目10−1
- 営業 8時~20時(週末は22時)火曜日定休
- HP http://www.mia-mia.tokyo/
オーナーさんがオーストラリアの方で、気さくでにぎやかなお店で人気です。
以前はこのお店で岩野響さんもコーヒーの提供を行っていたそうです。
コーヒーのレビュー
外箱
こちらがコーヒーの外装です。
コーヒー豆はコロンビアのブレンドです。
ウォッシュドと記載があるため、フルーティーさよりは純粋な豆の香りを楽しめるようです。
MIA MIA TOKYOのロゴも入っていておしゃれなので贈答にも良さそうですね。
箱の上には岩野さんのお名前が入っています。
最近はあまり岩野さんの活動情報がわかっていませんが、今もこうして焙煎の活動をされているのがわかるので嬉しいですね。
コーヒーの淹れ方
箱の裏側にはコーヒーの配分が書かれています。
豆が16gに対してお湯が220mlの割合で、お湯は86℃で2分半~3分でドリップを行うとの事です。
このような配分まで書いてあるのは珍しいですし有難いですね!
豆とお湯の配分は最終的には好みになりますが、最初は基準があると淹れやすいのでこれは親切です。
一度はオススメで淹れて後はお好みで調節してみてはいかがでしょうか。
コーヒー豆
写真では少し深煎り気味に見えますが、比較的浅煎り気味の焙煎具合です。
ハイローストからシティロースト辺りだと思います。
香りはとても爽やかな香りがします。
ドリップ
ペーパードリップ用に中挽きにしました。
豆の状態だとそこまでしなかった香りですが、挽いたとたんとても良い香りがしてきました。
レシピ通り220mlを2分半ほどかけてじっくりドリップしていきます。
豆は浅煎りのため若干ですが膨らんできます。
飲んだ感想
全体的に苦味や酸味が少なく、後味に少し甘みがあります。
スッキリごくごく飲めるくらいマイルドです。
少しだけキャラメルのような風味があります。
何かに突出した個性はないものの、誰もが美味しいと感じるコーヒーに仕上がっていると思いました。
ラーメンで言うと凄くシンプルで美味しい醤油ラーメンのようなイメージです。
シンプルなもので誰もが美味しいと思うものを作るのは一番難しいと思うので、そういった意味では
完成度がとても高いコーヒーだと思いました。
まだお若いのにシンプルで美味しいコーヒーを作る岩野さんの力量に驚かされました。
総評
今回は岩野響さんが焙煎したコーヒーを紹介させていただきました。
まだお若いのにコーヒーのクオリティが素晴らしくこれからの活躍が非常に楽しみです。
角という角が一切なく限りなく丸に近い味わいでコーヒー初心者からコーヒーマニアの方まで誰でも楽しめるコーヒーだと思います。
またコーヒーのレビューは随時書いていきますのでお見逃しなく!
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